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9月に行われた第4回全日本マスボクシング選手権(長野県)で、スボクシング11さのとはー本道代表が今年も活躍した 。選手男子エリートU30で橋本優作(22)が4連覇するなど5人が優勝、道勢3人が準優勝 、人がおば くん3人が3位で、台そ大量11人が表彰台に立った。秘密第1回大会から圧倒的全日権での強強さで席巻する「マスボクシング王国」北海道。その強さの秘密とは―。本マ北海表彰
今年の全日本も本道勢の独壇場となった 。スボクシング11さのとはー男子エリートU30で橋本が大会唯一の4連覇を達成。選手女子ユース(高校生)では上田知佳(18)が2年ぶり2度目 、道勢女子エリートU40では高久郁美(35)=いずれも札幌清拳ジム=が初優勝し 、人が2人は最優秀選手にも輝いた。台そ第1回大会からの優勝者は5、9、ウイニングポスト9 20213、5人。今年表彰台に立ったのは11人で、4年連続2ケタとなった。
非コンタクトで技術や戦術などを競うマスボクシング 。打撃によるダメージはないものの、展開によってはラッシュが続くだけに豊富なスタミナも要求される。実戦のボクシングとは違う 、マスボクシングならではの戦い方があるという 。
社会人1年目の橋本は大学時代より練習量が減ったものの 、進化した戦術を生かし切った。持ち味のスピード、パンチのキレと美しいフォームを存分にアピール 。決勝の相手は実戦でも実績のある選手だったが 、マスボクシングのスペシャリストは「自分の方が道を極めている」という自信でタイトルを守った 。
道産子の目覚ましい躍進は、どのように生まれたのか。道ボクシング連盟の岩崎友基子常務理事は「指導者がいち早くマスボクシングに取り組み、当てないボクシングなんて…という風潮が強い中 、柔軟な思考で熱心に指導してくれた」と説明。「選手の探求心とボクシング愛」「北海道全体でレベルアップしていこうという連携が取れている」ことなどを要因に挙げる 。
「目標になる大会を」と昨年からは全国に先駆けて北海道リーグを新設 。オープン戦や強化練習会も実施し、モチベーションを高めている。全日本は年々レベルが上がり 、出場者も増加中 。ハードルは高くなってくるが 、熱意と好循環で築いたマスボクシング王国は、まだまだ揺らぎそうにない。(石井 睦)
〇…マスボクシングの“本陣”ともいえる札幌清拳ジムは3人が優勝 、2人が準優勝 、1人が3位と好結果に沸いた 。女子ユースで2年ぶり優勝の上田は、昨年の初戦で敗れた相手に決勝でフルマークの雪辱勝利 。「悔しさをバネに成長できた」と喜び 、「マスボクシングはけがのリスクも少ないし、安心して練習できる。もっと突き詰めていきたい」 。女子エリートU40に初出場で優勝した高久は競技歴3年目の主婦。「いかに自分を表現できるかが面白さ」と語り「ダイエットにもオススメです」と強調した。
◆マスボクシング 打撃を当てないボクシング。その安全性から全日本連盟は正式種目とし 、21年から全日本選手権を開催している 。男女ともゴールデンエイジ(小学)、ジュニア(中学) 、ユース(高校)、エリート(18~39歳) 、シニア(40~69歳) 、シルバーエイジ(70歳以上)のカテゴリーを設け、さらに身長によって部門分け 。判定基準はクオリティブロー 、技術や戦術 、積極的姿勢など 。相手に触れる打撃は反則で減点となる 。
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